少年野球に対する親の不安解決!指導者歴10年の経験から教える少年野球の実態解説

少年野球

こんにちは!
少年野球コーチ歴10年のHKZです。

第一回の投稿の今日は、
子供を少年野球に入れたい、子供が野球に興味を持っている。

でも、少年野球は親がしんどい・・・うちの子は才能がないんじゃないか・・・自分は野球経験が無い・・・など

いろいろ頭を悩ませているお父さんお母さんに、少年野球とはなんぞや?というのをお伝えします!

これを読んで、これから我が子に野球させるべきか、させないべきか判断するお手伝いができたら嬉しく思います!

目次

  • 少年野球をさせるメリット・デメリット
  • 少年野球にかかる費用
  • 何歳から入れるの?
  • 軟式と硬式どちらに入れるべき?
  • 親の負担は?
  • 当番制は本当?
  • まとめ

・少年野球をさせるメリット・デメリット

メリット

少年野球をさせる最大のメリットは、なんと言っても挨拶・礼儀などの徹底!

これはどこのチームでも謳い文句に挙げるほど徹底されています。将来、社会に出た時に挨拶や礼儀正しい振る舞いが自然にできるに越したことはないですよね?

「サッカーやバスケでは教えてくれないの?」と思う方もいるかもしれませんが、そんなことは無いと思います・・・たぶんw(野球しかしたことないので分かりません、、、汗)

でも、なぜかチーム近隣の方やお年寄りから「やっぱり野球やってた子は挨拶が違うわね」などよく耳にします。

体力面・精神面の強化!
この点に関しては他のスポーツも同様に強化できるのですが、特筆すべきは精神面!

「いまどき根性論は流行らない」など叩かれることもしばしばありますが、最近はそこまでひどくないものの日本に於いて歴史の古い野球では未だに根強く残っていると言えます。

しかし、私HKZは古き良き風習の部分もあるのではないかと考えます。「水を飲むな!」「暑くても我慢しろ!」など時代遅れのナンセンスなものは悪しき風習だと思いますが、

「飛び込んででも取ろうとしろ!」「しんどいと思ってからが練習だ!」など、一球にかける思い・ひたむきに努力する姿勢などなど・・・ただ淡々とメニューをこなすだけでは得られないものもあると思います。

チームワーク・協調性

やはり、団体競技の特性と言えばこれじゃないでしょうか?これこそ「他の競技でもいいじゃないか」と思うかもしれませんが、野球はちょっと違うんです!

どこが?と言うと、守備と攻撃がはっきりと分かれている所なんです。その他の競技(サッカー・バスケなど)は目立たないでおこうと思えば割と可能なんです。言い方が悪いかもしれませんが、シレッと紛れることができてしまうんです。

その点、野球は試合に出ている限り必ず打順が回ってきます。これは、絶対に一人一人に活躍の舞台が用意されている、チームのため・仲間のために頑張る姿を見せられる見せなければならない瞬間が必ず来るということです!

デメリット

親は絶対にしんどいです!習い事をさせるにあたって金銭面・体力面で親がしんどいのは当然の事とも言えますが、野球に関しては習い事のくくりで言うと結構上位に入るしんどさじゃないでしょうか。

後述しますが、試合への付き添い・練習の見学など体力的な面で身を削ってるお母さんを少なからず見かけます。

・少年野球にかかる費用

まず部費です。これは、チームにより多少の個体差はあると思いますが5千円/月ぐらいが目安じゃないでしょうか。もちろんもっと安いところもあると思います!

あとは道具代です。バット・グローブ・帽子・スパイク・ユニフォーム上下(試合用・練習用など・・・衣類関係はチームで支給のところもあれば(お下がりなど)自費購入のところも様々だと思います。大体は自費購入が主流です。

2万円でお釣りが来る程度じゃないでしょうか。
バット・グローブに関してはピンからキリまであるので一概には言い切れません!

入部初期は部のグローブやバットを貸し出してくれると思いますし、バットに関しては人のバットを借りてもなんら問題ありません。

ただし、上級生になると結構気まずいですwwwまぁ、大体の家庭では子供が野球にハマっていくに連れて道具も高い物を買うようになりますねw

余談ですが、最近ではMIZUNOから発売されている「ビヨンドマックス・レガシー」という5万円弱する超高性能バットが流行っています!

ですので、最低限お金をかけずに始めようと思えば最初3万円程度で済むと思います。

・何歳から入れるの?

チームによって多少の前後はあると思いますが、基本的には小学校に入学してからの所が多いのではないでしょうか。
早くても幼稚園年長さんぐらいだと思います。

・軟式と硬式どちらに入れるべき?

こちらについては、賛否両論ありどちらが正解とも言えません。理由としましては、日本の場合、幼少期には軟式野球が主流です。

ですが本場アメリカではと言うよりも野球の盛んな諸外国(中国・韓国・台湾・キューバなど)は硬式野球が主流で小さい頃から硬球で野球をしています。

もちろん、日本にも幼少期から硬球で野球をするリーグもあります!
では、なぜ日本は軟球を使うのでしょうか?それは、軟球は日本で子供用に開発されたからです。

硬球と軟球の違いは硬さのみではなく、大きさ重さも違います。これは、硬いと当たった時に怪我をしてしまう。重いと肩を壊す原因こどもっっlになる。大きいと小さな子供の手では投げにくい。

そういった日本人特有のお節介気質が生んだ日本独特の文化なんです。
ですので、本気でプロを目指すなら硬式で!とか、子供の頃はボールを怖がらせず野球を楽しませる軟式で!など三者三様の意見があり、どちらに入れるべきか?と悩んでも正解は無いと思います。

私個人の意見ですと、正直どっちでもいいと言うのが本音ですが強いて言うなら、軟式です。その理由は、硬式の道具は軟式に比べると高いです。

2〜3割増ぐらい高いです!小さい時から硬式で感覚を養うのも大切だとは思いますが、少年野球はそれ以前に野球の楽しさを教える所だと思います。

実際、日本のプロ野球選手のほとんどは軟式野球から始めています。ですので、小学生の間は硬式でも軟式でもどちらでもいい。

なら、費用のかからない方でいいじゃないかと考えます。先述の通り、怪我の確率も硬式に比べると低いですし万が一怪我をしたとしても、怪我の度合いが雲泥の差です。
あくまで個人的な意見ですので参考までに留めておいてください。

・親の負担は?

デメリットでもお伝えした通り、親はしんどいです!これは間違いなく言えます!ですがこれは野球だけじゃなく、その他のスポーツも同じです!

毎週のお弁当・グラウンドまでの送迎・練習の見学・試合への付き添い・会場までの車出し・・・言い出せばキリがありません。

野球以外のスポーツチームもお弁当は食べますし、遠征試合も必ず行きます。ですので、どこもあまり変わりはないと思いますが、なぜか野球だけそう言う評判が付いてきます。

・当番制は本当?

これは、親の負担と似通ったところにもなりますが、昔は当番制が当たり前でした。練習中の怪我であったり、選手もまだまだ子供ですので大人の世話がいるからです。

しかし最近は、当番制が原因で親同士の揉め事に発展したり、それが嫌だと言う親が増え親サイドの野球離れが激しくなって来たため当番制を廃止するチームが増えてきました。

ですが、子供が低学年の頃に当番制が無く毎回ずっとグラウンドにいなくてもいいと言う言葉に釣られて入部したにも関わらず、子供が6年性になるとほとんどのお母さんが毎週欠かす事なく見学に来ているというカオスな現場になっていることも事実ですw(しかも、当番制廃止に釣られて入って来たお母さんに限って最終的に子供より熱くなってるパターンが多いですwww)

・まとめ

以上、長々とお話ししてきましたが参考になったでしょうか?

少年野球の良い所・悪い所、色々紹介してきましたがやはり少しでもやりたい・やらせたいという思いがあるのなら、やってみるべきじゃないでしょうか?

私も長年少年野球に携わって来ましたが、毎年ほとんどの子供・両親から「野球やってよかった!」「野球やらせてよかった!」と言われます。

最後に野球をやらせる親御さんにひとつだけお願いがあります!それは、絶対に親同士で揉めないでください!!

これは私が今まで野球指導者をやってきた感想ですが、親同士の揉め事ほど下らない事はないし、一生懸命野球をやっている子供達にとって迷惑でしかありません!!!

ちょっとした親同士のいざこざでチームを巻き込み、チーム全体がバラバラになったケースを何回も見て来ました。

どうか、子供達の野球をサポートするはずの親御さんが子供達の足を引っ張るような真似だけはしないでください

子供ファーストで楽しい野球を長く続けていける環境を作ってあげてください。

最後まで見て頂きありがとうございました。これからも野球に関する情報を幅広くたくさんの方々に共有できたらなと思います。

積極的に更新していきますのでたまにチェックして頂けたら幸いです!そして、何かお気付きの点、分からない事があれば気軽にどんどんコメントしてください!

そして、良いと思ったら拡散して頂けるとたすかります!今後ともどうぞよろしくお願いします!

しがない野球コーチ・HKZでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました